院内設備のご紹介
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当院の診療にかかせない治療用設備をご案内いたします。
近年、MRIも導入しより精密な診察を行うことが可能となりました。
その他、圧縮空気を利用した体外衝撃波など、様々な設備がございます。
MRI
平成30年9月からキヤノンメディカルシステムズ社製の1.5テスラのMRIを導入し、現在稼働をしております。
MRIとCTってどう違うの?
A:画像を得る手段が違います。
どちらも身体の断層画像を撮影する装置ですが、最も大きな違いは画像を得る手段です。CTでは“X線”を使って画像を得るのに対し、MRIは大きな磁石による“強い磁場”とFMラジオに使われているような“電波”を使って画像を得ます。そのため、MRIは放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けられます。しかし、強い磁場を使っているため、CTには見られないMRIならではの制限や注意事項があります。
MRIの特長は?
A:無侵襲または低侵襲で安全な検査です。放射線による被ばくはありません。
目的に応じて優れた画像コントラストが得られます。骨や空気による悪影響がないため、脳や脊髄などを鮮明に診断できます。縦、横、斜め方向の断面が得られるため理解がしやすく、また3次元の画像も得意です。造影剤を使わずに、あるいは最小限の造影剤量で大きな血管に関する情報が容易に得られます。(MRアンギオグラフィ)
体外衝撃波
体外衝撃波とは
圧縮空気によって体内で衝撃波を発生させ、幹部の治療を行う治療法になります。ひじ・肩・ひざなど様々な部位への適応やスポーツ選手におけるコンディショニング機器としても使用され、注目を集めています。
体外衝撃波の特徴
- 1回の治療は10分~15分程度です。
- 治療の初めは痛みが出ますが、徐々に痛みが取れていきます。
- 治療後に皮膚が赤くなったりしますが数時間~数日で取れます(傷跡などは残りません)。
体外衝撃波の使用例
体外衝撃波の適応は広く、顎・肩・ひじ・腰・ひざ・足など全身の部位をはじめ、骨折部位にも利用できます。
- 足底腱膜炎
- 肩関節周囲痛
- 上腕骨外側・内側上顆炎
- 脛骨過労性骨膜炎
- 深層筋・浅層筋トリガーポイント治療
- 慢性腰痛 など
体外衝撃波の禁忌例
以下に当てはまる方には体外衝撃波は使用できません。
- 血友病など未治療の血液凝固障害のある方
- 抗凝固剤を服用している方
- 血栓症の方
- 腫瘍性疾患・がんの方
- 妊婦
治療の流れ
- 疼痛部位・圧痛点を特定し照射していきます。
- 低レベルの出力から始め、徐々に出力を上げてきます。
- 1,000発 × 5回 = 合計5,000発で終了です。
- 1~2週に1回の頻度で行い、計4~6回行います。